関連記事
DVx Research Memo(6):治験費用、増員、円安で増益率は鈍化も増収増益基調は継続
*20:41JST DVx Research Memo(6):治験費用、増員、円安で増益率は鈍化も増収増益基調は継続
■決算動向
(2)2014年3月期の業績見通し
ディーブイエックス<3079>の、2014年3月期の業績見通しは、売上高で前期比9.1%増の24,961百万円、営業利益で同3.3%増の1,161百万円、経常利益で同4.7%増の1,158百万円、当期純利益で同0.7%増の687百万円となっている。増収増益の見通しだが、利益率の低下と増益率の鈍化を見込んでいる。
売上高に関しては、不整脈事業、虚血事業ともに増収基調が続く見通しのほか、脳外科関連分野(その他部門に含む)の医療材料にも注力していく方針で、同分野の売上増を見込んでいる。虚血事業においては後述するが、今期の売上計画はやや保守的な印象が強く、エキシマレーザの販売増も見込めることから、売上高は若干上振れする可能があるとみている。
利益の伸びの鈍化を見込んでいる要因は、以下の3点が挙げられる。第1に、エキシマレーザの適用領域拡大のため、薬事承認に向けた治験費用を約150百万円見込んでいること、第2に、人員の増強に伴う人件費の増加(20名の人員増に伴い100百万円前後の増加)を見込んでいること、第3に、円安による虚血事業の利益率低下が想定されることである。虚血事業に関しては、主力製品をUSドル建てで輸入しているため、円安の進展により仕入コストの上昇を見込んでいる。同社では1円/ドルの円安で10百万円の営業減益要因になると試算しているが、2013年3月期の平均為替レート83円/ドルから2014年3月期は95円/ドルを見込んでおり、約120百万円の仕入コスト増となる計画。なお、今期は新たに福井(不整脈事業)と名古屋(虚血事業)に出張所を2013年4月に開設済みのほか、もう1カ所、首都圏で新設を計画している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《SY》
スポンサードリンク

