関連記事
28日の中国本土市場概況:上海市場は8日ぶり反発、建設需要の増加期待などで上昇
記事提供元:フィスコ
*17:02JST 28日の中国本土市場概況:上海市場は8日ぶり反発、建設需要の増加期待などで上昇
28日の中国本土市場は反発。上海総合指数は前日比29.19ポイント高(+1.50%)の1979.21、深セン成分指数は同150.14ポイント高(+1.99%)の7694.47で取引を終えた。上海市場は後半に利益確定売りに押される場面もあったが、終盤に再びプラス圏を回復。上海総合指数はこの日、8日ぶりに反発して引けた。
今日28日は6月の最後の営業日となり、四半期末の流動性不足が翌営業日7月1日から徐々に緩和される見通し。また、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が金融政策を適時に微調整すると発言したことも、短期金利の上昇懸念を後退させた。
政策面では、広東省の深セン前海地区における「現代サービス業の総合発展計画」が正式に承認されたことや、「中部地区の発展促進」が再びクローズアップされたことが好感され、不動産や金融、建設関連に買いが集中した。また、デベロッパーの融資規制が緩和されるとの報道も追い風となった。このほか、水質・大気・土壌汚染など環境改善への投資拡大観測などもあらためて好感されたもようだ。
一方、上海市場は2000の大台回復には至らなかった。金融不安が完全に払拭されていないほか、政府の歳入減報告などが圧迫材料。また、周総裁は穏健(中立的)な金融政策を維持する方針を改めて強調したことも警戒された。なお、シャドーバンキング(影の銀行)の不透明性や不動産市場の過熱感が継続している中、不動産価格が大幅下落する場合、大きな金融不安を引き起こすとの懸念が依然として根強い。《KO》
スポンサードリンク

