日本株見通し: NYダウ15000ドルを回復、中小型株や上海指数に動きは要注意

2013年6月28日 08:28

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記事提供元:フィスコ


*08:28JST 日本株見通し: NYダウ15000ドルを回復、中小型株や上海指数に動きは要注意

28日の東京市場は、米国株式相場の上昇の流れを引き継ぎ、買い先行の展開となろう。27日の米国市場はNYダウが3日続伸となり、終値ベースで6営業日ぶりに15000ドルを回復した。FRBのパウエル理事は、量的緩和縮小をめぐる市場の調整は行き過ぎとの見方。NY連銀のダドリー総裁は、金融引き締めが近づいたとの解釈は誤り、との見解を示したことが好感された。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大証比125円高の13395円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする形でのギャップ・アップとなる。

日経平均の25日線が13330円辺りに位置しており、これを明確に上放れてくるかが注目されるところ。同水準での強弱感対立から上値の重さが意識されてくるようだと、利益確定の流れが次第に強まる可能性がある。また、NYダウは15000ドルを回復したが、こちらも25日線レベルに戻した格好。テクニカルリバウンドの範囲内であり、トレンド転換をみせてくるかを見極めたいところでもある。

そのほか、中国・上海市場の動向にも引き続き関心が向かいやすいであろう。上海指数が不安定な動きをみせてくるようだと、先物主導による売り仕掛け的な動きが警戒されてくる。また、新興市場の中小型株の需給動向も気掛かりである。足元の乱高下によって需給が悪化傾向にあると考えられ、まずは高い人気から2日目も値が付かなかったリプロセル<4978>の初値後を見極めたいところ。

物色については、海外勢によるボトム圏からの見直しとなれば、コア銘柄が中心になりやすい。また、不動産など売り込まれていた銘柄に対する見直しの動きも意識されてきそうだ。上海の動向に打たれ強くなれば、先物主導の売り仕掛けが、ショートカバーといった押し上げ要因になろう。《TN》

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