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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ケンコーマヨネーズは30日線を上回り「買い転換」、7月1日出荷分から製品値上げ、業績上振れ期待
業務用マヨネーズ・ドレッシング類大手のケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の株価が反発の動きを強めている。26日には30日線を5月22日以来、上回り「買い転換」している。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.8%増の555億円、営業利益が同2.1%減の27億20百万円、経常利益が同0.2%増の25億80百万円、純利益が同0.8%増の14億20百万円としている。原料価格上昇や新工場稼働に向けた投資負担などでほぼ横ばいの計画だが、外食・コンビニエンスストア・量販店向けの好調に加えて、コスト低減効果などの寄与も期待されるだろう。
5月22日には、食用油など主要原材料の価格上昇に伴い、マヨネーズ類・一部ファッションデリカフーズ類・豚肉加工商品の価格を、7月1日出荷分から引上げることを発表している。価格改定が浸透すれば上振れ要因となりそうだ。
「マヨネーズ・ドレッシング」から「ソース」に事業展開し、さらに「サラダカフェ」「サラダ料理」「世界のソース」「タマゴ製品」など事業領域拡大戦略が順調に進展している。サラダカフェ事業の店舗展開も百貨店内への新規出店が本格化している。静岡県富士市の新工場は14年4月稼働目標で、海外は中国・杭州の新工場が本格稼働し、インドネシアの合弁会社は13年7月の工場稼働予定だ。海外事業展開も本格化して中期的に収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、5月の戻り高値圏920円近辺から反落して6月7日には785円まで調整した。ただし6月7日安値をボトムとして反発し、足元では840円~850円近辺まで戻している。調整が一巡して出直り態勢のようだ。
6月26日の終値841円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS99円92銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間21円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1041円54銭で算出)は0.8倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から反発して下値を切り上げ、サポートラインを確認する形となった。指標面には割安感があり、中期成長力も評価して出直り本格化が期待される。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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