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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】クリナップは直近安値から10%反発で底打ち確認、業績上振れの可能性強い
システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価が去る7日の直近安値から10%強反発し底打ち感確認といえる展開だ。消費増税前の駆け込み需要も追い風となって今期(14年3月期)上振れの可能性もあり、出直り展開が期待される。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比4.6%増の1188億円、営業利益が同0.9%増の48億円、経常利益が同2.9%増の45億円、純利益が同1.8%増の25億50百万円としている。生産拠点増強に伴う償却負担増加やショールーム改装費用などで会社予想の営業利益は横這い見込みだが、消費増税前の駆け込み需要も追い風となって中高級品の好調が続きそうだ。原価低減効果も寄与するだろう。期初時点では保守的な見通しを公表する傾向が強いため、上振れの可能性もあるだろう。
中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げ、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンのシェアアップ、リフォーム政策の推進、ショールームの改装・総合競争力強化などを重点施策としている。
株価の動きを見ると、5月10日の年初来高値880円から反落して6月7日には671円まで調整する場面があった。しかし6月7日の安値をボトムとして徐々に下値を切り上げている。調整が一巡した可能性があるだろう。
6月26日の終値740円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円73銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.6倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、徐々に下値を切り上げている。サポートラインを確認して調整一巡した形だろう。指標面での低PBRにも見直し余地があり、25日移動平均線を回復すれば出直りに弾みがつきそうだ。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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