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米株式:上昇、連銀幹部による火消し続くが主導株には勢い見られず
*00:04JST 米株式:上昇、連銀幹部による火消し続くが主導株には勢い見られず
米株式市場
四半期末が近づくなかで、19日から24日までの短期間での売られすぎを受けた買い戻しの動きが続き、ギャップアップしている。だが、ゴールドマン・サックス(GS)などの銀行株やアップル(AAPL)には勢いが見られない。
寄り付き前に市場予想を下回る第1四半期のGDP確定値が発表されたが、資産購入縮小への行方への影響は少ないとの見方が多いようだ。シティは「連銀にとってQ1のデータは終わったことであり、今後の行方を示唆するものではない」と指摘している。
今週は週初24日を皮切りに連銀幹部による講演(発言)が多く予定されている。19日のバーナンキ議長によるプレスカンファレンス後に連銀幹部はマーケットの沈静化をに努めているとも捉えられる発言が続いており、モルガン・スタンレーは「連銀はマーケットの沈静化を図っているように見える。だが、我々は現在のトレンドが続くと予想する」としている。なお、センチメントが著しく低下していた債券市場においては本日買い戻しの動きが見える。
投票権を持たないミネソタ連銀のコチャラコタ総裁は本日、「資産購入の行方にかんしてタイミングを示唆するべきでない」と発言。同氏は25日にも「連銀は、効果的な市場との会話の方法を依然学んでいる最中」、と発言しており、沈静化を図っている幹部の1人。今後も27日に連邦公開市場委員会で投票権を持つメンバーのダドリー・ニューヨーク連銀総裁が労働市場に関して、28日に持たないメンバーであるものの縮小支持を示唆していたサンフランシスコ連銀のウィリアムス総裁が金融政策に関して発言する予定となっており、火消しへの努めが続くか注目される。
3週間後の7月17-18日には、バーナンキ議長による議会証言が予定されており、夏季に入り出来高が少なくなるなかで、イベントとなる。
なお、連銀による債券購入は本日と明日は比較的大規模となっており、26日は27.5-35億ドル、27日は42.5-52.5億ドルとなっている。
マクロ経済においては、フィッチが世界での成長見通しに関して13年を2.4%、14年は3.1%、15年は3.2%としているなかで、2012-13年のBRICSの成長は、98年のロシア危機以来では09年以来の低調との見解を示している。
個別銘柄では、食品会社のジェネラル・ミルズ(GIS)が市場予想を下回る業績見通しを発表している。
S&P 500は10.63高の1598.66前後で推移、ナスダック総合指数24.81ポイント高の3372.70ポイント前後で推移、ダウ平均株価は104.87ドル高の14865.18ドル。(日本時間22時55分時点)。《KG》
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