【編集長の視点】オイシックスは続急落も類似企業IPO接近で連続最高純益更新を再評価余地

2013年6月26日 10:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  オイシックス <3182> (東マ)は、195円安の3215円と4営業日続落している。前日25日大引け後に同じ直近IPO(新規株式公開)株のペプチドリーム <4587> (東マ)が、米大手製薬会社との共同研究解消を発表し急続落している影響を受けて、同社株にも利益確定売りが先行している。

  ただ、きょう26日にIPOのリプロセル <4978> (JQG)が、大量の買い物を集めて買い気配値を切り上げるなどIPO人気を高めており、7月10日には同社と同業のEC(電子商取引)企業の夢展望 <3185> (東マ)も、新規上場予定にあることから、同社の連続の過去最高純利益更新を再評価、下値から直近IPO株人気を再燃させる展開も想定される。

  同社の今期業績は、売り上げ163億5100万円(前期比12%増)、経常利益8億3300万円(同13%増)、純利益5億円(同47%増)と予想され、純利益は、前期の過去最高を大幅更新する。

  有機・特別栽培野菜や人工添加物を使わない高付加価値の加工食品を「Oisix.com」により定期宅配サービスするEC事業「おいしっくすくらぶ」の会員数が、前期末で7万3865人を数え、昨年7月に発売したプライベートブランドの野菜飲料「Vegeel(ベジール)」がヒットした。

  今期は、スマートフォン対応を強化し、加工度の高い食材を提供する「kit Oisix」を本格開始し、ほかに三越伊勢丹ホールディングス <3099> と相互の宅配事業で連携する業務提携や、全10ブランドの国内外の高付加価値食品をワンストップで購入できる新サービス「Oiチカ」を今年5月23日からスタートさせたことも寄与する。

  株価は、今年3月13日に公開価格1200円でIPOされ、3700円で初値をつけ4400円まで買い進まれ、2867円まで調整したものの、今期続伸業績と三越伊勢丹HD提携の同日発表を好感して上場来高値7280円をつけた。最高値後は全般相場の急落も波及して値動きを激化、3300円台まで調整した。全般波乱相場下でIPO人気が高まるなか、直近IPO人気を再燃させリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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