(香港)ハンセン指数が下げ幅を拡大、上海総合の急落を嫌気

2013年6月24日 14:55

印刷

記事提供元:フィスコ


*14:55JST (香港)ハンセン指数が下げ幅を拡大、上海総合の急落を嫌気
24日の香港市場でハンセン指数が下げ幅を拡大。日本時間午後2時52分現在、前営業日比2.01%(407.12ポイント)安の19856.19で推移している。軟調ながらも下げ渋る動きを見せていたが、この日の上海総合指数が昨年12月以来の2000割れとなったことを受け、香港でも投資家心理が冷え込んでいるもよう。ハンセン指数の下落率は2%を超える展開となっている。

中国の景気減速や金融システムへの不安が、本土市場や香港市場での売り材料となっている。中国人民銀行(中央銀行)は24日、ウェブサイト上に発表した文書の中で、「銀行システムの流動性は全体に合理的な水準にある」と指摘。市場関係者はこれについて、人民銀が当面は流動性ひっ迫への対策をとらず、金利上昇を容認することを示唆したものと分析している。

中国の金融市場では先週、短期金利が急騰し、流動性のひっ迫による銀行や企業の資金繰り悪化に警戒感が強まった。中間期末に当たるほか、人民銀が不動産バブルや「影の銀行(シャドーバンキング)」問題への対策として資金供給を絞っていることが背景とみられている。なお、翌日物レポ金利(加重平均)はきょう24日の朝方に一時15%まで上昇。その後、前営業日と同水準の8%台まで低下したが、依然として高止まりしている。《NT》

関連記事