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大研医器 Research Memo(11):現時点ではリスクが顕在化する可能性は低い
*18:15JST 大研医器 Research Memo(11):現時点ではリスクが顕在化する可能性は低い
■リスク要因
大研医器<7775>の業績をみるうえで、考えられる主なリスク要因としては以下の5点が挙げられるが、現時点ではそれぞれのリスクが顕在化する可能性は低いと弊社ではみている。
・製品の安全性に係るリスク
同社が販売する製品に関して、何らかの製品不具合や事故が発生した場合、製造物責任によって係争等に発展する可能性があるほか、自主回収を行う可能性がある。その場合は特別損失として関連費用が発生し、業績に影響を及ぼすリスクがある。
・特定製品への依存度に係るリスク
同社は前述したように、フィットフィックス関連で売上高の60%を超えてきており、これらの製品で過度な価格競争が行われ販売価格が大幅に下落した場合は、業績に影響を及ぼすリスクがある。
・知的財産権に係るリスク
同社の製品の多くは特許開発により高い参入障壁で守られているが、特許切れ以降の新規参入により競争が激化し、業績に影響を及ぼすリスクがある。
・製造拠点の集中、自然災害によるリスク
同社が販売しているシリンジェクター関連製品は、大阪のアセンブリセンターのみで製造しているため、製造工場が自然災害を被って生産が停止した場合、業績に悪影響を及ぼすリスクがある。また、キューインポットはタイで100%委託生産しているため、タイで自然災害が発生、または政治情勢が変化した場合、供給が滞り業績に影響を及ぼすリスクがある。
・製品の販売価格引き下げに伴うリスク
厚生労働省の医療費抑制政策によって償還価格は低下傾向にあり、同社の対象製品(PCA装置)も償還価格が大幅に引き下げられた場合は、採算性が低下し業績に影響を及ぼすリスクがある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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