関連記事
大研医器 Research Memo(7):主力のフィットフィックス関連が好調で7期連続の増収増益
*18:11JST 大研医器 Research Memo(7):主力のフィットフィックス関連が好調で7期連続の増収増益
■決算動向
(1)2013年3月期決算
大研医器<7775>の2013年3月期の業績は、売上高が前期比8.5%増の7,068百万円、営業利益が同24.3%増の1,260百万円、経常利益が同23.2%増の1,250百万円、当期純利益が同94.9%増の787百万円となった。売上高、営業利益、経常利益ともに7期連続の増収増益となり、過去最高を連続更新した。
売上高の増加要因は、主力のフィットフィックス関連が前期比9.4%増の4,292百万円と好調に推移したことによる。なかでも、キューインポットは同15.2%増の1,002百万円と2ケタ成長を持続した。キューインポットの累積本体設置台数は2013年3月期末で6.6万台と前期末比で1.1万台増加した。これにより、消耗材であるライナーの販売数量は同19.2%増と好調に推移した。また、フィットフィックスも前期比7.8%増の3,290百万円と続伸しており、高齢化社会の進展により手術件数も増加傾向にあることが追い風となっている。
一方、シリンジェクター関連も前期比4.9%増の1,743百万円と堅調に推移した。2012年6月に本格投入した新型PCA装置がリプレース需要を中心に好調に推移したことで、PCA装置付きシリンジェクターの売上は同9.2%増の1,286百万円と順調に拡大。また、販売数量では同10.7%増の再び2ケタ成長に復帰した。
営業利益は、キューインポットやPCA装置付きシリンジェクターなどを中心とした増収効果やプロダクトミックスの変化、海外生産拡大に伴うコスト減などによる売上総利益の増加に加えて、開発費や販促費など販管費を抑制したことで、前期比24.3%増の1,260百万円となった。
なお、当期純利益の増益率が他の利益と比較して高くなっているが、これは2012年3月期に役員退職慰労金制度の廃止に伴う繰延税金資産の取り崩しが発生したことによる。これを除いた場合は、前期比33.4%増となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
スポンサードリンク

