大研医器 Research Memo(2):主力のディスポーザブル製品はドクターの信頼とブランド力が強み

2013年6月21日 17:53

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記事提供元:フィスコ


*17:53JST 大研医器 Research Memo(2):主力のディスポーザブル製品はドクターの信頼とブランド力が強み

■事業概要

大研医器<7775>は、病院内で使用する吸引器(フィットフィックス関連)、加圧式医薬品注入器(シリンジェクター関連)で国内トップシェアを持つ研究開発型医療機器メーカー。ユーザーの利便性向上に繋がるような独創的な製品開発力が強みとなっている。また、生産体制では国内に試作・少量の生産ラインを自社で持っているが、量産段階に移ると国内外の外部企業に生産委託をする形をとっており、高収益体制を築き上げている。

同社の事業をセグメント別で分けると、グラフに見られるとおり直近5年間ではフィットフィックス関連が売上構成比を伸ばしており、もう1つの柱であるシリンジェクター関連と合わせると、2013年3月期は売上高の85%超を占めるまでになっている。セグメント別利益の開示はされていないものの、両セグメントでほぼ同様の利益を稼ぎ出しているものとみられる。セグメント別の概要については以下のとおり。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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