【編集長の視点】フライングガーデンは半年ぶり安値から30円配当の高利回り買いが再燃し底上げに弾み

2013年6月20日 09:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

 フライングガーデン<3317>(JQS)は、年間30円配当の安定継続を評価、今年3月に期末の高配当利回り買いで年初来高値667円をつけ、配当権利落ちで580円をつけ下値固めを続けてきた。ところが全般相場の急落が波及して、ほぼ固まったこの下値を下抜き549円まで安値を探ったが、今年1月につけた年初来安値521円寸前で反転上昇、下値確認として5.1%に回る高配当利回り買いで底上げに転じてきた。今3月期業績も、V字回復を予想しており、高値奪回も想定範囲内となろう。

 同社の業績は、生活防衛意識の高まりや外食控え、競争激化などから来店客数が計画に未達として前期業績を下方修正、純利益は、8店舗の固定資産に1億3100万円の減損損失を計上し、1億3100万円の赤字(前々期は7100万円の黒字)と落ち込んだ。ただこの業績悪化でも、30円配当は安定継続、この業績悪化の経営責任で役員報酬は、1年間にわたり減額を取締会決議したものの、株主への利益還元策については積極的な姿勢を示した。

 今期業績は、円安に伴う輸入食材価格高騰や電気料金値上げなどのコスト増が見込まれる厳しい経営環境下にあるが、「爆弾祭」などの販促キャンペーンや継続的な季節メニューの投入、経費見直しなどでV字回復、売り上げ70億円(前期比0.8%増)、経常利益1億1000万円(同5.2倍)、純利益3000万円と予想、もちろん配当は30円配当を継続する。

 株価は、5.1%に回る配当利回りとともに、PBRも0.6倍と下げ過ぎを示唆しており、リバウンド幅の拡大が予想される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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