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【編集長の視点】科研製薬は純益続伸業績を着実な自己株式取得がサポートして急反発
<銘柄ウオッチ>
科研製薬 <4521> は、53円高の1483円と急反発している。全般相場が、米国の金融緩和策の縮小懸念で波乱展開を続けるなか、この影響の少ないディフェンシブ株として同社の今3月期純利益の続伸予想業績を見直し割安株買いが再燃しており、今年5月に発表した自己株式取得では、着実に市場買い付けが進んでいることもサポート材料となっている。
同社の今期業績は、売り上げ902億円(前期比3%増)、経常利益146億円(同2%増)、純利益93億円(同3%増)と予想されている。前期業績を下押した薬価改定の影響が今期は一巡し、主力の関節機能改善剤「アルツ」や「セプラフィルム」が伸長、後発医薬品も堅調に推移することなどが寄与するもので、配当は、48円(前期実績44円)と12期連続で増配を予定している。
一方、自己株式取得は、昨年9月に前回の取得を終了したあと、新たに今年5月15日から、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を行うことを目的に、取得株式数の上限を120万株(発行済み株式総数の1.4%)、取得総額を23億円として実施することを取締役会で決議、今年5月末までに30万株の取得が進んだ。
株価は、前期第3四半期業績が減益転換して着地したものの、通期業績対比では順調な利益進捗率を示したことを評価して年初来高値1883円まで400円高し、今期業績の増益転換予想では業績水準自体が市場コンセンサスを下回るとして1383円まで調整、自己株式取得の進行とともに1400円台まで水準を上げてきた。PER13倍台、配当利回り3.2%の割安修正で一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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