システムインテ<3826>最高益更新、株主還元で株価2,700円へ=フィスコ中村 孝也

2013年6月19日 06:59

印刷

記事提供元:フィスコ


*06:59JST システムインテ<3826>最高益更新、株主還元で株価2,700円へ=フィスコ中村 孝也

システムインテグレータ<3826>は独立系ソフトウェア開発会社。ECサイト構築パッケージ、ERPパッケージ、ソフトウェア開発支援ツールが主力製品。時代ニーズに合った独創的なソフトウェアを創出する開発力に強み。無借金経営で財務体質も良好。

2013年2月期の業績は、売上高で前期比28.7%増の2,657百万円、営業利益で同36.4%増の406百万円と2期連続で過去最高業績を更新した。EC(電子商取引)市場の拡大を背景に、「ECサイト構築パッケージ」のリプレース需要が好調に推移したほか、高採算性のソフトウェア開発支援ツール「SI Object Browser」も、保守サポート売上高が順調に拡大した。

同社は2013年3月に新中期経営計画「Progress 2013」を発表した。「高利益体質」と「成長戦略」を推進し、最終年度となる2016年2月期に売上高3,550百万円、営業利益600百万円の達成を目指していく。既存製品における機能強化や中国市場の開拓による売上増に加えて、2012年12月にリリースしたO2Oマーケティングツールとなる「SI Mobile Portal for Shop(モバポタ)」や2013年6月発売予定の新製品の寄与により、年間10%の増収ペースを目指していく。また、保守サービスやクラウドサービスなどストック型ビジネスの売上構成比を2013年2月期の15.5%から2016年2月期は20.0%まで拡大し、収益性の向上だけでなく安定化も同時に進めていく戦略だ。

株主還元においても積極転換している。業績連動型の配当を実施し、長期的に配当性向30%を目指していくほか、2013年2月期から株主優待制度も新たに導入した。保有期間や保有株数など条件が付くものの、「新潟産コシヒカリ」を贈呈する。目標株価をソフトウェア業界の平均PERを当てはめた2,700円に設定するなど企業価値の向上にも注力している。業績はもちろん、株価に対する会社側のスタンスに安心感は強い。《TN》

関連記事