【引け後のリリース】東証が20年国債の先物を再開、不動産株などに追い風も

2013年6月19日 06:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■入札時のヘッジ容易になり異次元緩和の「副作用」マイルド化も

  日本取引所グループ <8697> の東証は18日の大引け後、超長期(20年)国債の先物取引を再開すると発表。市場低迷を背景に平成14年9月から休止していたが、昨今の債券市場の動向、市場参加者のニーズなどを踏まえ、平成26年4月に開始するとした。

  国債が日々売買されて形成される利回りは長期金利のベースになっており、三井不動産 <8801> などの不動産株をはじめ相場に影響を与える。20年国債の先物再開により、債券先物は10年国債の先物と20年国債の先物の2種類になる。超長期国債の入札時のヘッジが容易となるほか、円金利の変動に対する多様な投資戦略を取ることなどが可能となったりする。黒田日銀総裁による異次元緩和の「副作用」などを吸収し、マイルド化する効果が期待できそうだ。

  発表によると、欧米では、中期国債先物から超長期国債先物まで幅広い国債先物商品が活発に取引されており、わが国において超長期国債先物取引市場を再開・発展させることは、円金利市場の更なる拡大・利便性の向上に資するとともに、我が国のグローバルな金融市場における存在感を益々高めることにもつながっていくものと考えているとした。

  国債は債券市場の売買量の9割に達し、一般に10年国債を長期国債とし、15年(変動利付国債)・20年・30年・40年国債を超長期国債としている。その中で最も発行量の多いのが20年国債になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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