概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は大幅続伸、UBSがロシア株式に強気評価

2013年6月18日 10:01

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記事提供元:フィスコ


*10:01JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は大幅続伸、UBSがロシア株式に強気評価
【ブラジル】ボベスパ指数 49088.65 -0.49%
昨日17日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前営業日比243.69ポイント安(-0.49%)の49088.65で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは43、値下がり27、変わらず1と買いが優勢。セクター別での上昇は資本財、公益、ヘルスケアのみ。値下がり率上位には石油・ガス、通信、消費財などが並んだ。

堅調な値動きが目立ったが、終盤に値を崩した。成長鈍化とインフレ加速が根強い圧迫材料として残ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が早期に量的緩和を縮小させるとの報道が警戒された。

【ロシア】MICEX指数 1325.27 +1.97%
17日のロシア市場は大幅続伸。主要指標のMICEX指数は前営業日比25.66ポイント高(+1.97%)の1325.27で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり46、値下がり4と、ほぼ全面高の商状。

終日にわたって堅調な値動き。UBS証券が最新リポートで、株価の割安感と景気回復への可能性から、新興国市場でロシア株式相場を選好するとの見方を示したことが好材料。同国の実質国内総生産(GDP)成長率は今年1-3月期に2009年ぶりの低水準となる1.6%に沈んだが、UBSは2013年下期から景気が回復に向かうと予測した。

【インド】SENSEX指数 19325.87 +0.77%
17日のインドSENSEX指数は続伸。朝高でスタートした後はインド準備銀行(中央銀行)の金融政策レビューを控えて神経質な展開。日本時間午後2時30分ごろに発表された会合結果では、事前予想通り政策金利となるレポ金利が据え置かれた。また、市中銀行が望んでいた預金準備率引き下げも見送られた。指数は会合結果を受けて一時的に下げ幅を広げる場面があったが、その後はプラス圏まで回復。市場からは、今回の中銀声明のトーンが「よりハト派的になった」との声も出ており、次回以降の会合で追加利下げが打ち出されるとの思惑が相場を支援した。

【中国本土】上海総合指数 2156.22 -0.27%
17日の上海総合指数は反落。後場には買いが優勢となる場面も目立ったが、結局マイナス圏でこの日の取引を終えた。北京市における住宅販売規制の強化が伝わり、不動産セクターが総じて軟調に推移した。また、中国からの資金流出も引き続き警戒されたもよう。一方で政府系投資会社が中国光大銀行や新華人寿保険の株式を追加で取得したと伝わり、政府による株価買い支え観測が一部で下値不安を緩和させた。《FA》

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