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ネットイヤー Research Memo(9):企画力の高さや先進的な感覚を持つ人材の多さに強み
記事提供元:フィスコ
*17:40JST ネットイヤー Research Memo(9):企画力の高さや先進的な感覚を持つ人材の多さに強み
■成長戦略と競合状況
○競合状況と強み
競合状況に関しては、全く同一の事業ということでは見当たらない。だが、Webインテグレーションの分野ではアイ・エム・ジェイ(2013年1月に上場廃止)やメンバーズ<2130>が挙げられる。また、データ分析やツール開発といった部分では電通<4324>や博報堂DYホールディングス<2433>など大手広告代理店と競合している。
こうしたなかで、ネットイヤーグループ<3622>の強みは企画力の高さやマーケティングに対する先進的な感覚を持つ人材が多いという点が挙げられる。また、プロジェクトマネジメント力やシステムの安定性、信頼性なども顧客から高く評価されている。実際、こうしたデジタルマーケティング領域におけるソリューション能力と言う点においては、電通や博報堂だけでなく、日本IBMや日本オラクル<4716>など大手システム開発会社に対しても引けを取っていない。大手企業の顧客が大半を占めていることもそうした実力の裏付けになっていると言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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