14日の香港市場概況:3日ぶり反発も上値は重い、米金融政策や中国経済に不透明感

2013年6月14日 17:39

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記事提供元:フィスコ


*17:39JST 14日の香港市場概況:3日ぶり反発も上値は重い、米金融政策や中国経済に不透明感

14日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日ぶり反発となり、前日比82.10ポイント高(+0.39%)の20969.14で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同20.88ポイント安(-0.22%)の9667.42と続落。レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同33.98ポイント高(+0.85%)の4049.90だった。

ハンセン指数は終日プラス圏で推移。足元で大きく下落した反動に加え、前日の米国株高が支援材料。ただ、中国の景気減速懸念が足かせとなり、心理的節目の21000近辺では伸び悩んだ。米国の量的緩和縮小が警戒される中、来週18-19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとの思惑も強まった。大引け前には上値を削る格好となり、終値ベースでの節目回復は果たせなかった。

ハンセン指数の構成銘柄では、恒安国際集団(01044/HK)が4.50%高と大きく上昇。UBS証券が投資判断を「バイ」に引き上げたことが材料視された。また、引き続き香港系不動産株の上昇が目立ち、恒隆地産(00101/HK)などに売られ過ぎ感からの買い戻しが入った。一方、中国建設銀行(00939/HK)や中国工商銀行(01398/HK)など、本土系銀行が後場に弱含んだ。

その他の個別銘柄では、週明け17日付でハンセン指数に採用される銀河娯楽(00027/HK)が4.76%上昇。H株指数採用の中国人民保険集団(01339/HK)も2.51%値を上げた。一方、H株指数から除外の中国アルミ(02600/HK)は7.47%下落した。

このほか、二次電池関連がさえない。電動自転車用の二次電池メーカー、超威動力(00951/HK)が業績悪化予想を発表したことが連想売りにつながった。超威動力が11.82%下落したほか、同業の天能動力(00819/HK)も13.93%値を落とした。《KO》

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