【狙い場・買い場】Jフロントは「パンダ誕生」の関連思惑も支援し下げ過ぎ訂正有望

2013年6月14日 11:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  J.フロント リテイリング <3086> は、年初来高値860円から200円幅も調整しているが、下げ過ぎは明らかである。上野動物園では、近くジャイアントパンダのシンシンの出産が迫ったとして、近隣で店舗展開している東天紅 <8181> 、精養軒 <9734> (JQS)が、関連人気を強めているが、Jフロントも、上野動物園が所在する上野の山から徒歩圏内に松坂屋上野店を営業しており、パンダ誕生とともに第3の関連株として下げ過ぎ訂正の再発進を刺激する展開が想定される。今2月期純利益の6期ぶりの過去最高更新が、大きく見直されよう。

  松坂屋上野店は、1707年にオープンし国内百貨店の老舗であり、松坂屋のそもそもの発祥店舗に位置している。商業エリアとしては、年末の歳末商戦で必ずテレビ放映されるアメヤ横丁と隣り合わせ、地域で唯一の百貨店となっており、パンダ誕生となれば、上野動物園の入場者増が、そのまま東天紅や精養軒と同様に同社上野店の来店客増につながる可能性があり、バンダ特需を享受する展開も有力である。

  同社は、業績も好調に推移している。昨年10月に大丸東京店を増床オープンするなど業態革新を目指す「新百貨店モデル」の確立を加速させており、「アベノミクス」による資産効果で高額商品、ブランド品の販売などの売り上げを伸ばしていることが要因となっている。今2月期業績は、売り上げ1兆1500億円(前期比5%増)、経常利益370億円(同14%増)、純利益290億円(同2.3倍)と予想、純利益は、2008年2月期の過去最高(205億3800万円)を更新する。

  株価は、今期純利益が市場コンセンサスを上回り、配当も連続増配することを評価して年初来高値をつけたが、株価波乱とともに資産効果への懸念が兆して調整した。資産効果に代わるパンダ誕生効果をテコにPER12倍台、PBR1倍ソコソコの下げ過ぎ訂正が進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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