【編集長の視点】リブセンスはストップ高、株式分割は急落対抗の最大の株価対策か発表会社がトライ!?

2013年6月14日 10:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  リブセンス <6054> は、寄り付きの買い気配から1000円高の7750円とストップ高まで買われ急反発している。前日13日大引け後に2011年12月の新規株式公開(IPO)以来、2回目となる株式分割を発表、日経平均株価が、前日のNY昨年ダウの180ドル高を受けて444円高と急反発して始まっていることもあり、分割をポジティブに評価して権利を取る買い物が殺到している。同社の昨年6月の1回目の株式分割では、権利落ち分を今年5月の上場来高値9810円まで大化けして大きく埋め切ったことも連想されている。

  前日大引け後にはベストブライダル <2418> も、株式分割(1対200、基準日6月30日)を発表しており、株価は、やはり1万1900円高の15万8000円と急反発している。

  この2銘柄に共通しているのは、株価が、全般相場の大幅下げに巻き込まれて今年5月の高値からリブセンスが約6割、Bブライダルが3割超も急落していることである。しかも両銘柄は、いずれもかつては新興市場の人気株で、東証第1部への市場変更株としては新顔に属し、Bグライダルが2010年12月に、リブセンスが昨年10月にそれぞれ市場変更された。今回の急落相場では、新興市場株の下げ方は相対的に軽微にとどまっており、両銘柄とも、東証1部株として株式分割が、これ以上の株価下落を防げるか最大の株価対策かトライする格好となっている。

  リブセンスの株式分割は、前回と同様に同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式流動性の向上を図ることを目的にしており、6月30日を基準日に1株を2株に分割する。

  株価は、大幅増益業績継続に加え、「アベノミクス」の構造改革策で国の運営するハローワークの求人情報がオンラインで民間企業に開放されると伝えられたことも加わり上場来高値まで買い進まれていた。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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