米国株式市場見通し:アップルのイベントとゲーム見本市「E3」に注目

2013年6月8日 16:32

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記事提供元:フィスコ

*16:32JST 米国株式市場見通し:アップルのイベントとゲーム見本市「E3」に注目
10日にアップルの開発者向けカンファレンスが開催される。スマートフォンやタブレット端末向けの「iOS」とマック向けの「OS X」の新バージョンの詳細が明らかになることが確実視されており、新たな機能やサービスの発表に期待が高まっている。特に主要な音楽レーベルと契約し、無料のラジオサービスに参入するとの見方が有力だ。アップルの株価は利益水準に対して割安との見方が多いものの、株価は400ドル台半ばで頭打ちとなっている。今回のカンファレンスをきっかけに500ドルを目指す展開となるかが焦点だ。

また11日からはロスアンゼルスでゲーム見本市「E3」が開催される。ソニーやマイクロソフトが相次いで次世代ゲーム機の発表を行っており、これらの新型ゲーム機向けに開発されるゲームやサービスに注目が集まるだろう。その他の個別企業では税務サービスのH&Rブロックが12日に決算発表を予定している。

経済指標関連では、4月卸売り在庫(11日)、5月小売売上高(13日)、5月鉱工業生産・設備稼働率(14日)、6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値などの発表が控えている。雇用統計は予想を上回ったものの、一部の経済指標は冴えない内容となっている。連銀による量的緩和の縮小懸念が根強く、大幅に良好な経済指標が発表された場合は、かえって早期縮小への懸念が高まり、株価の下落要因となる可能性がある。

一般的に米国株式相場は、日本の株式相場から大きな影響を受けることは少ないが、今月に入って日本の株式相場や為替相場の不安定な動きによって、米国株式相場の変動率も高まっている。来週(6/17-21)開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)と共に当面、市場の注目材料となろう。

(Horiko Capital Management LLC)
《FA》

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