『男が愛する時』最終回目前 運命の糸はどのように解かれるのか…テサン(ソン・スンホン)の選択は?

2013年6月6日 22:21

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今週、一人の男の長い“愛の旅”に、終止符が打たれる。

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 今週、一人の男の長い“愛の旅”に、終止符が打たれる。

 ドラマ『男が愛する時』が、最終回まであと2話のみを残し、視聴者の好奇心を刺激している。

 水木ドラマ1位の座をキープしているMBCドラマ『男が愛する時』の制作陣は、最終撮影の中、内部での結末流出に対する注意を喚起したと伝えられた。

 繊細且つ緻密な伏線が敷かれながら、ストーリーは急激に進んでいった。様々な推測が飛び交う中、予測不可能な展開を繰り広げてきた『男が愛する時』は、遂に今週最終回を迎える。

 まず、テサン(ソン・スンホン)の選択がキーポイントとなってくるだろう。ミド(シン・セギョン)だけを見つめてきた“無償の愛”は破局を迎えたが、反転の余地は残っている。テサンの愛は、結果的には失敗に終わったが、一連の事件と治癒の過程を経ながら“愛”に対する意味を再び考えさせた。

 その上ミドは、ジェヒ(ヨン・ウジン)との愛がこれまでと違うことを感じ始めている。テサンに対するジェヒの敵愾心はとどまることを知らず、兄チャンヒを酷い目に合わせた犯人もテサンだと信じ込んでいる。ミドは、ジェヒの愚かなプライドに失望した。

 また、『男が愛する時』には、血縁にまつわる秘密が隠されている。若気の至りで、ある男と駆け落ちし、愛する息子たちを捨ててしまった罪悪感にさいなまれながら暮らしているテサンの母親ユン・ホンジャ(チョン・ヨンスク)。

 アメリカに養子として出されたが、養子縁組を解消されたテサンのたった一人の弟ロイ・チャン(キム・ソギョン)、そして彼を再び養子に迎えたチャン・ジミョン(ナム・ギョンウブ)会長とその実の息子イ・ジェヒ(ヨン・ウジン)。

 これまで張り詰めた緊張感を漂わせてきた『男が愛する時』。遂に運命の糸が解かれ始めたのだ。彼らはそれぞれの運命を受け入れ生きて来たが、遂にそれぞれが真実を知る時がやってきた。その真実は、視聴者を傷つけ、また悲しませるかも知れない。

 ハッピーエンドを望む視聴者も少なくないが、果たして『男が愛する時』がどのような結末を迎えるのか、視聴者の関心はますます高まっている。

 また、イ・チャンヒ(キム・ソンオ)への関心も高い。チャンヒは、『男が愛する時』の鍵を握っている人物だ。血が繋がっているわけでもないのに、自分よりも更にジェヒのことを大切にした。また、チャンヒは、ホンジャがかつて愛した男の死と関連する秘密を握っている人物でもある。そして、チャンヒはミドを殺そうとした罪を償うことになるのか、今週の放送で全てが明らかになる。

 最終回まであと2話のみを残した『男が愛する時』。果たしてその結末はどのように描かれるのか、視聴者の関心は今週の放送に集中している。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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