関連記事
【株式評論家の視点】キーコーヒーは収益改善の効果が顕著、イタリアントマトの海外展開に期待
<銘柄の見所>
キーコーヒー<2594>(東1)が出直り色を鮮明にしてきた。株価は2月1日の1650円を高値に調整に入っていたが、4月2日の1473円で大底を打ち、引き戻しに転じてきているところだ。
高値から調整に入ったきっかけは、自己株式や既存株主による合計150万株の売り出しと、22万5000株の新株発行を実施すると発表したこと。株式需給悪化懸念から嫌気売りが膨らんだが、実際上は新株の増加は22万5000株に過ぎない。ここへきては募集価格の1520円を上回る状況にあり、需給悪懸念は一掃された展開に踏み込んできている。
主力のコーヒー関連事業では業務用で「トアルコ トラジャ コーヒー」や「氷温熟成珈琲」など差別性の高いプレミアムコーヒーの拡販活動を推進した。家庭用市場では、春夏商品としては期間限定商品「氷温熟成珈琲」を詰合わせた「ドリップ オン バラエティパック」を新発売し、秋冬商品としては、専用圧力缶を開発し新次元のコーヒー「天使のアロマ」シリーズなどを発売した。
全社的な収益改善の展開も寄与し、前2013年3月期の売上げは535億9700万円と前々期比0.3%減となったが、営業利益は前々期の2100万円から9億4600万円へ飛躍的な向上を遂げた。さらに今2014年3月期も売上げは533億円と前期比0.6%減となるが、営業利益は11億円と同16.2%増益が見込まれている。
イタリアントマトは、四季折々の食材を取り入れた季節毎のメニューフェアなどの販促策を実施した。また、「国内は充実」「海外は拡大」の方針の下、国内では消費動向を慎重に見据え、堅実な出店を目指して大学キャンパス内などへ出店。海外ではアジア地域での新規出店を進め、中国で「イタリアン・トマト カフェ アモイ中華城店」や香港では2店目となる「和茶房 鎌倉 夢見屋 香港上環店」などを出店した。海外の増勢は収益アップに貢献する要因である。出直りトレンド継続の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【アナリストの眼】新和内航海運は復興関連のテーマ性、前期は増額値を上回る好調、今期も伸長、低PER(2013/05/16)
・【編集長の視点】大和コンピューターは権利落ち後高値を意識、業績上方修正を見直して割安修正(2013/05/16)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
