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【アナリストの眼】プラマテルズの株価は指標に割安感、エンジニアリング系樹脂堅調で今期増収増益
<業績&株価分析>
合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)に注目したい。株価は高値圏で堅調に推移している。指標面の割安感も支援材料であり、上値を試す展開が期待されるだろう。
4月26日に発表した前期(13年3月期)連結業績は前々期比4.2%減収、同7.7%営業減益、同7.2%経常減益、同21.3%最終減益だった。エンジニアリング系樹脂は堅調だったが、世界的な景気低迷の影響を受けて家電製品やOA・事務機器向けを中心に、スチレン系樹脂の需要が低調だった。純利益は投資有価証券売却益の一巡も影響した。
今期(14年3月期)見通しは売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.2%増の4億80百万円としている。景気回復などでエンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移し、前期低調だったスチレン系樹脂の回復も期待されるだろう。アジア市場への展開を加速して5月にインド、8月に台湾の現地法人を設立する予定だ。配当予想は前期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。
株価の動きを見ると、3月高値後の短期調整が一巡して4月22日に441円まで上値を伸ばして年初来高値を更新した。その後は上げ一服の形だが、概ね高値圏で堅調に推移している。今期業績見通しを評価する動きだろう。5月17日の終値427円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復して強基調を維持している。また週足チャートで見ると、3月高値と4月高値でフシの形だが、一方では13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。指標面の割安感も支援材料であり、4月22日の高値を上抜けばフシ突破の形となって一段高の可能性もあるだろう。07年12月以来の500円台も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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