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【アナリストの眼】アドアーズは3日続伸、25日線で下げ止まり下値確認、筆頭株主Jトラストと連携強化で収益急改善、今期営業益2.6倍
<業績&株価分析>
アミューズメント施設運営のアドアーズ <4712> (JQS)は20日、9円高の154円まで上げて3営業日続伸している。株価は4月の高値圏から反落したが、足元では反発の動きを強めている。短期調整が一巡して上値を試す展開が期待されそうだ。
アミューズメント施設運営事業、商業施設の設計・施工事業、不動産事業を展開し、筆頭株主のJトラスト<8508>との連携を強化して収益改善を進めている。13年2月には、Jトラストの子会社で戸建て住宅分譲のキーノート、アミューズメント景品開発・卸売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う体制となった。
5月13日発表の前期(13年3月期)連結業績は、売上高が199億91百万円、営業利益が4億21百万円、経常利益が3億72百万円、純利益が1億65百万円だった。連結初年度のため前々期との比較はできないが、個別ベースでは同11.6%減収、同62.3%営業減益だった。アミューズメント事業が伸び悩み、純利益は希望退職や不採算店舗閉鎖などの関連費用の特別損失計上も影響した。なお未定としていた期末配当は1円とした。
今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。月次売上動向を見ると13年4月のアミューズメント施設既存店売上高(前年比、速報値)は92.0%だが、前期実施の希望退職や不採算店舗閉鎖によるアミューズメント事業の収益改善、子会社化したキーノートとブレイクの通期寄与などを見込んでいる。なお配当予想は前期比1円増配の年間2円(期末一括)とした。
株価の動きを見ると、4月中旬に80円近辺でのモミ合い展開から上放れ、4月30日の197円まで急騰した。急騰の反動で5月15日には115円まで急落する場面があったが終値では130円まで戻し、さらに5月17日には145円に戻して反発の動きを強めている。5月17日の終値145円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS4円30銭で算出)は34倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS72円98銭)は2.0倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線近辺から反発し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺まで急落したが下ヒゲ陽線となり、目先的に下値を確認した形となった。今期収益改善に加えて値動きも材料視されるだけに、反発の動きを強めて06年5月以来の200円台が視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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