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【編集長の視点】理想科学は高値更新、自己株式再取得株は連続増配に業績続伸も加わり「鬼に金棒」で買い物殺到
<マーケットトーク>
理想科学工業 <6413> は、寄り付きの買い気配から284円高の2244円まで買い上げられて続急伸し、2月12日につけた年初来高値2020円を大きく更新している。前日7日大引け後の3月期決算の開示に合わせて、今年1月に続いて自己株式の2回目の取得を発表、同時発表の今3月期業績は、純利益が減益転換するが営業利益の続伸を予想、配当も前期、今期と連続して増配することを実態面・需給面双方で「鬼に金棒」と高評価して割安株買いが増勢となっている。
前日大引け後に同社と同様に自己株式の再取得、業績続伸、連続増配を発表した銘柄には、魚力 <7596> (東2)があり、きょう8日の株価は、やはり「鬼に金棒」と評価して寄り付きの買い気配から151円高の1301円まで買い進まれて3営業日続伸、連日の年初来高値更新となっている。
理想科学は、今年1月に発表した自己株式取得を2月22日に終了しており、今回改めて上限を100万株(発行済み株式総数の4.33%)、取得総額上限を20億円、取得期間を5月16日から7月16日までとして市場買い付けする。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と株主への利益還元を目的としている。
一方、3月期業績は、前期業績が昨年11月の再上方修正値を上ぶれて着地、純利益が、48億2700万円(前々期比67%増)とV字回復した。営業利益は、2011年4月からインクジェットプリンターの開発・製造を同社単独で行う体制にして同事業の売上原価が低減したことなどが49億1000万円(同21%増)と増益転換した要因となっており、純利益は、繰延税金資産の回収可能性の判断基準見直しに伴い法人税等調整額を計上したことで増益転換率を拡大した。今期業績は、純利益は法人税額平準化で36億円(前期比25%減)と減益転換するが、営業利益は、インクジェットプリンターの新製品を順次、海外に展開、新期顧客を開拓することなどから54億円(同10%増)と見込んでいる。配当は、前期に55円(前々期実績40円)に増配したが、今期はさらに60円に連続増配する。
株価は、前回の自己株式取得に自己株式消却がオンして窓を開けて年初来高値をつけ、同安値1630円まで調整、下げ過ぎ訂正で大きく底上げしてきた。PER14倍台、PBR0.7倍の割安修正で2007年7月の上場来高値2650円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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