【狙い場・買い場】インフォコムは電子書籍投資負担吸収し業績好調、ヘルスケア事業も拡大

2013年5月8日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ITソリューションやコンテンツ配信などを展開するインフォコム<4348>(JQS)に注目したい。株価は高値圏で堅調に推移し、今期(14年3月期)好業績見通しを評価して、4月高値を窺う動きを強めている。

  日商岩井と帝人<3401>から分離したシステム開発会社が経営統合し、携帯電話事業者、医薬医療関係機関、官公庁、教育関係機関向けのITサービスに強みを持っている。中期計画では重点事業領域として、コンテンツ配信などのネットビジネス事業、製薬企業向けMR活動支援システムなどのヘルスケア事業、Web-ERPソフトなどのGRANDIT事業を掲げ、クラウドサービス、電子書籍、ソーシャルゲーム関連なども強化している。

  4月26日に発表した前期(13年3月期)連結業績は前々期比2.4%増収、同2.9%営業増益だった。増収効果で電子書籍関連の先行投資などを吸収した。今期の見通しは、売上高が前期比7.0%増の400億円、営業利益が同2.8%増の36億円、経常利益が同3.2%増の36億円、純利益が同5.8%増の22億円としている。ITサービス事業ではヘルスケアとGRANDIT、ネットビジネス事業では電子書籍とソーシャルゲームが牽引する模様だ。配当は同200円増配の年間3500円(期末一括)の予定とした。

  株価の動きを見ると、3月22日の17万9300円から一旦反落して4月2日の13万7700円まで調整したが、切り返して4月18日には年初来高値18万4700円まで上値を伸ばし、足元も上値を窺っている。5月7日の終値17万8500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5920円73銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3500円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS12万8367円64銭で算出)は1.4倍近辺である。    日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだろう。また月足チャートで見ると05年8月の17万2000円を上抜いて先高観を強めている。指標面に割高感はなく、成長分野の医療関連やソーシャルアプリ関連のテーマ性も支援に、05年7月以来の20万円台回復が視野に入るだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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