【株式評論家の視点】ユーグレナはミドリムシの成長性を評価する、再び新展開入りを目指す

2013年5月7日 09:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ユーグレナ <2931> (東マ)は5月1日の高値1万6510円から調整場面に入っている。これは4月22日売買分から信用取引について、東証が委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に引上げたことが要因。個人投資家にとっては資金の運用効率が悪化するため、ひとまず利益確定の売りが強まっている。

  また、4月9日の3900円から5月1日の1万6510円まで、短期で4.2倍もの急騰を見せたことで、リズム的にも一呼吸が欲しいタイミングでもあった。従ってミドリムシの成長性を評価する相場は未完のままで、今回の調整を経たのち、再びスケールの大きな上昇相場に突き進んでいく方向が予想される。

  ここへきては政府の次世代エネルギー政策で藻の活用が取り上げられ、藻の一種であるドリムシのエネルギー分野での展開にスポットライトが当たっている。ジェット燃料には軽質油が使用されるが、ミドリムシで作られたバイオ燃料はまさにそれに適した特性を持つ。

  また、ミドリムシは、体内の葉緑体によって光合成を行う単細胞生物(微細藻類)で、 人間が必要とする栄養素のほぼ全てを含む。現在は、機能性食品や化粧品としての有効利用が進んでいるが、先行きは世界的な食糧難の解消へ向け大きな役割を果たすことが期待される。さらに水質浄化の能力を持つほか、二酸化炭素を吸収することも確認されており、地球環境への対応力も注目されそう。

  今2013年9月期の業績も売上げ22億9100万円と前期比44.5%増収が見込まれ、営業利益も同14.4%増が見込まれている。5月14日に発表が予定されている決算発表に期待したい。(株式評論家・隆盛)

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2931.T&d=6m

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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