【アナリストの眼】日本アジアグループはメガソーラー事業を強化、テーマ性豊富、株価上値指向

2013年5月7日 09:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  メガソーラー事業を強化している日本アジアグループ <3751> (東マ)に注目したい。株価は目先的な過熱感を強めて4月25日の高値後に上げ一服の形だが、テーマ性が豊富であり再動意の可能性がありそうだ。

  空間情報コンサルティング事業(国際航業ホールディングス)を主力に、グリーンプロパティ事業(土壌汚染関連、戸建住宅関連)、グリーンエネルギー事業(太陽光発電所関連)、ファイナンシャルサービス事業(証券業など)を展開し、防災・減災・老朽化インフラ関連、メガソーラー関連、環境関連、金融緩和メリット関連などテーマ性が豊富である。

  前期(13年3月期)連結業績は、決算期変更で11カ月決算のため前々期との比較はできないが実質的に増収で、営業利益は黒字化の模様だ。3月14日には投資有価証券売却益の発生を発表しており、純利益は計画を上回る模様だ。今期(14年3月期)については、国内外で推進しているメガソーラー開発・運営事業の収益寄与本格化が期待されるだろう。空間情報コンサルティング事業も防災・減災関連の公共投資増加が追い風となりそうだ。なお前期決算発表は5月14日の予定である。

  株価の動きを見ると乱高下しながら水準を切り上げている。特に4月以降は上げ足を速め、4月上旬の3000円台から4月24日の6510円まで急騰した。目先的な過熱感を強めて4月30日の5000円まで急反落したが、5月2日には5400円まで戻している。再動意の構えのようだ。5月2日の終値5380円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS47円63銭で算出)は113倍近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS7045円08銭で算出)は0.8倍近辺である。    目先的な過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率がやや縮小した。また長期の底練り展開から脱出して先高感を強めているうえに、防災・減災・老朽化インフラ関連、メガソーラー関連などのテーマ性も豊富であり、目先的には値動きが材料視されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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