在宅勤務を成功させるには?

2013年5月2日 21:29

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 在宅で仕事をするという考えが持ち出されると、多くの人はこの取り決めが仕事に与える影響について良いことしか思い浮かべません。しかし、マイナスの効果を受ける可能性についても考えたほうがいいでしょう。そうすれば、在宅勤務が自分にとっても自分の職業的な目標にとっても賢い選択なのかどうか、判断できるはずです。

 私の経験から言うと、在宅で勤務する体勢が個人的に整っていると思われる人には3つの共通点があります。

1) タイムマネジメントのスキルが身についていて、きちんと実行できる
2) やる気がある
3) 仕事をする環境が整っている

 これらの特徴やスキルを備えていなかったら、在宅勤務を始める前に自分の判断が正しいかどうかよく考えることをお勧めします。勤務形態をうまく切り替えるためには必要なことがいくつかあります。それを本当に実行する意思があるでしょうか。

・タイムマネジメントのトレーニングが受けられるクラスがあるか。
・何かを達成したら自分で自分を認めて褒めることができるか。または、すべきことを順調に勧められるように指導してくれる「アカウンタビリティ・パートナー」を任せられる人がいるか。
・機能的に整理整頓された仕事場を作ってくれる人を誰か雇うことができるか。

 これらのスキルや条件が整っていたら、次に自分の個人的なものの考え方や職業哲学についてちょっと考えてみてください。はたしてうまく在宅に勤務形態を切り替えられるかどうかを判断するための評価基準がいくつかあるのです。

1) 仕事のプロとしてのやり方を維持する
 家で仕事をするようになると、朝はゆっくり起きてコーヒーを一杯飲み、パソコンを起動させて椅子に座り、パジャマを着たままで仕事を始めたいという誘惑に駆られるかもしれません。このような服装では、すでにやる気が出せずに苦労している場合、生産性が低下する原因になることでしょう。

2) “ワークアワー”を作る
 仕事の開始時間が遅くなると、生産性の低下を招く可能性があります。加えて、時間が決まっていないと、休憩を長くしたり昼食をゆっくりとったりしたくなるかもしれません。そうなると、これもまた生産性を低下させる原因になります。

 反対に一日の終りを考えた場合、仕事を切り上げる時間を決めていないと夜遅くまで働くことになり、ストレスがたまり疲れる原因となります。

3) ワークアワー中は個人的な行動を控える
 家で仕事をしているときは個人的な用事(家事や請求書の支払い、家族と時間を過ごすなど)をしたくなるものです。けれども、個人的なことはタイミングよくこなせる一方で、中断が入ることで仕事の成果は損なわれます。その結果、その日中にできなかったことをやるために夜遅くまで働く羽目になるかもしれません。

 在宅勤務にはメリットがたくさんあります。通勤しなくてよいので、その分しっかりと休息がとれますし、自分のペースで働くことができるので受けるストレスも減ることでしょう。その上ガソリン代や洋服代を節約することもできるでしょう!

 本稿で概説した注意事項のうちいくつかを実行するのが困難だと思ったとしても、だからといって在宅で仕事をすることができないわけではありません。自分の弱点に気が付くことが、最初の一歩なのです。そのあとで、その弱点を埋め合わせる方法を探せばよいのです。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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