【編集長の視点】ニックスは2Q決算を先取りV字回復業績を見直し下げ過ぎ訂正展開

2013年5月2日 09:18

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ニックス <4243> (JQS)は、今年5月中旬に今9月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、前年同期は、タイの洪水による事務機器業界の減産の影響を受けたが、この影響が一巡、さらに昨年10月に設立したタイの販売子会社が寄与するだけに好業績期待を高めている。この2Q決算発表を先取り、今9月期業績のV字回復を見直し下げ過ぎ訂正買いが加速する展開も想定される。

  同社の今期業績は、売り上げ41億8000万円(前期比12%増)、経常利益1億7500万円(同4.0倍)、純利益1億6300万円(同75%増)と予想され、2Q累計業績については開示していない。9月通期業績は、前期業績を押し下げたタイの洪水の影響や半導体メーカーの投資抑制などが一巡し、自動車業界向けの工業用プラスチック・ファスナーやプラスチック精密部品の続伸、オリジナルプラスチック素材「NIXAM」の応用製品による高付加価値の新製品開発などが寄与するもので、引き続き原価低減、経費削減のスリム経営も推進する。前年同期の2Q累計業績は、タイの洪水の影響で売り上げ、営業利益が期初予想を下ぶれ、純利益が、繰延税金資産の取り崩しで上ぶれたが、今期2Q累計業績は、通期為替レートを1ドル=80円と想定していたこともあり、円高修正も加わり業績期待を高めている。

  株価は、年初来高値554円から今期第1四半期業績が小幅赤字転落したことが響いて434円安値まで調整したが、PERは6倍台、PBRは0.5倍、さらに年間15円配当継続による配当利回りの3.0%は下げ過ぎとして、半値戻し水準までリバウンドした。相場格言通り「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【狙い場・買い場】松田産業は調整完了、生産活動上向きで貴金属市況も上昇(2009/04/26)
【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地(2009/04/25)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事