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【アナリストの眼】アクトコール株価、第1Q減益で下げるも底打ち、先行投資負担、通期は27%増益
<業績&株価分析>
アクトコール<6064>(東マ)に注目したい。今期(13年11月期)第1四半期(第1Q・12年12月~13年2月)の営業減益を嫌気する形で急落したが、売り一巡して出直り感を強めてきた。
住生活関連総合アウトソーシング事業(緊急駆けつけ等会員制サービス、コールセンターサービスなど)と不動産総合ソリューション事業(テナント出店代行サービス、不動産ファンド投資など)を展開している。水回り、ガス、電気、鍵の紛失など日常生活でのトラブルに、全国の業者ネットワークを活用して24時間365日対応の「緊急駆けつけサービス」を提供する会員制事業が主力である。
第1四半期の連結業績は前年同期比0.9%増収、同74.1%営業減益だった。会員制サービスやコールセンターサービスは概ね順調だったが、人件費など提携先不動産会社獲得費用が先行した模様だ。通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比21.6%増の20億92百万円、営業利益が同26.5%増の3億68百万円、経常利益が同27.5%増の3億52百万円、純利益が同56.2%増の1億93百万円としている。会員制事業やコールセンター事業が順調に拡大する見込みだ。会員制事業の新規獲得会員数は183千人(前期は146千人)、期末時点の累計有効会員数は389千人(前期末は345千人)、コールセンター事業の受注先数は173社(前期は87社)の計画としている。なお家賃収納代行・概算払いサービスのインサイトの新規連結の影響については精査中としている。
株価の動きを見ると、3月29日に戻り高値となる2388円を付けたが、4月9日発表の第1四半期営業減益を嫌気する形で急落した。4月11日には1690円まで調整する場面があった。ただし2月15日の直近安値1560円を割り込むことなく、足元では1900円台まで戻している。売り一巡して出直り態勢のようだ。4月30日の終値1929円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS156円81銭で算出)は12~13倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS404円14銭で算出)は4.8倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線が支えて下値を切り上げている。短期調整が一巡して強基調に回帰する構えのようだ。出直り展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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