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【狙い場・買い場】巴工業は高値圏でのモミ合い煮詰まる、油井掘削関連の材料性も
化学機械の巴工業 <6309> に注目したい。株価は3月の減額修正を嫌気した売りが一巡して水準を切り上げ、2月高値を試す動きを強めている。油井掘削関連も材料視されるだろう。
今期(13年10月期)連結業績見通しは、3月4日に減額修正して売上高が前期比0.3%増の417億円、営業利益が同12.1%減の21億50百万円、経常利益が同17.5%減の21億50百万円、純利益が同20.8%減の12億80百万円としている。機械事業では北米の油井掘削向け遠心機械の受注が遅れ、化学工業製品事業では半導体製造用セラミックス、鉄鋼用添加剤、香港の成形機販売などが低調な模様だ。ただし、円安進行メリットや世界的な設備投資回復などで、下期(13年5月~10月)は受注改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、2月20日に戻り高値2130円を付けた後、今期減額修正も嫌気して一旦は1800円近辺まで調整したが、売り一巡後は強基調に回帰して徐々に水準を切り上げている。4月11日には2092円まで戻す場面があり、足元も概ね2000円台で推移している。短期調整が一巡して2月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値2040円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円27銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.9倍近辺である。
2月の高値圏から一旦は反落したが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。指標面に割高感はなく、油井掘削関連も材料視されるだろう。06年6月以来の2000円台乗せで先高感を強めているだけに、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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