【狙い場・買い場】老朽化インフラ補修が追い風のカナモト、好業績継続

2013年4月25日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  建設機械レンタル大手のカナモト <9678> に注目したい。老朽化インフラの補修・更新関連工事など公共投資増加を追い風として好業績が予想され、株価は短期的な過熱感が解消されて上値追いの展開となっている。

  今期(13年10月期)連結業績見通しは、売上高が前期比15.1%増の991億50百万円、営業利益が同10.7%増の71億20百万円、経常利益が同9.7%増の65億10百万円、純利益が同10.8%減の31億90百万円としている。純利益については負ののれん発生益一巡が影響するが、震災関連の復旧・復興・瓦礫処理・除染工事、北海道新幹線関連工事、首都圏の防災・減災関連工事など、12年度大型補正予算と13年度予算での公共投資増加が追い風となる。子会社化したユナイト(道路用建設機械レンタル・道路工事)や、関東以西への営業拠点新設も寄与する見込みだ。

  通期予想に対する第1四半期(12年11月~13年1月)の進捗率は、売上高が28.9%、営業利益が54.5%、経常利益が59.2%、純利益が67.4%と高水準であり、早くも通期増額の可能性が高まっている。

  株価の動きを見ると右肩上がりの展開が続き、第1四半期の高進捗率も評価して上げ足を加速した。急騰後に上げ一服となる場面もあったが、足元では水準を切り上げて4月22日に2288円まで上値を伸ばしている。今期増額修正に対する期待感を強める動きだろう。4月24日の終値2207円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円16銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1221円56銭で算出)は1.8倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。3月の動意後に上げ一服となったことで目先的な過熱感も解消されたようだ。今期増額修正の可能性が高いだけに、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展示)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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