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silvermoon7 曰く、 欧州では積極的にOSSを作成し、使用する流れがあるようだが、その流れに乗ってCERNがOSSのプリント基板設計CAD「KiCad」の開発サポートを表明した(CERNの「Kicad development」ページ、kicad日本コミュニティサイト「kicad.jp」、CERNによるKiCad開発ロードマップ)。「KiCad」とはクロスプラットフォーム(Windows/Linux/Mac)に対応するオープンソースのプリント基板設計CAD。フランスのGIPSA研究所のリサーチャであり、IUT de Saint Martin d’Hèresの教師でもあるJean-Pierre Charras氏によって開発が開始され、現在では日本語を含む19の言語にも対応し、日本語版のコミュニティサイトも作られている。Launchpad上で精力的に開発が進められ、年に1、2度のメジャーバージョンアップ版のビルドも公開されているが、CERNのサポートにより更に進化するものと思われる。
CERNは過去にフェルミ研究所と共にScientific Linuxというディストリビューションを開発してしまったこともあり、どういう訳でプリント基板CADを開発するのか(LHC内部のハードウェア設計に使用?)は不明だが、既にCERNによるロードマップも公開されている。今後の動向に注目したい。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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