JOGMEC、南アフリカの白金族金属プロジェクトで金属量約315トンを確認

2013年4月16日 16:52

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 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は16日、南アフリカのブッシュフェルド地域北部でカナダのプラチナム・グループ・メタルズ社と共同で実施している白金族金属プロジェクトにおいて資源量評価を行い、プラチナ、パラジウム、金の合計で約315トンの金属量を確認したと発表した。

 対象地域は、南アフリカの白金族金属鉱山地帯であるブッシュフェルド地域の北端に位置している。この地域には、それまで白金族金属鉱床が存在するブッシュフェルド岩体が潜在していないと考えられていたため、積極的な調査が行われていなかったが、JOGMECはこの地域の有望性を見出し、2009年度にこの探鉱プロジェクトに参入した。

 JOGMECはここでブッシュフェルド岩体の存在を初めて確認するとともに、同岩体中に白金族金属鉱床を発見した。その後のボーリング調査により、予測鉱物資源量としてプラチナ約64トン、パラジウム約116トン、金約25トンの合計約205トンの金属量を昨年9月に報告している。

 JOGMECはこの白金族金属鉱床の広がりを確認するため、その後も引き続きボーリング調査を行った結果、鉱床は北にも延びていることが判明。再計算したところ、新たな予測鉱物資源量はプラチナ、パラジウム、金の合計で約315トンに拡大した。

 JOGMECは、今後も探鉱を継続し更なる資源量の拡大に努め、同プロジェクトを日本の民間企業に譲渡することにより、日本企業が直接関与する白金族金属鉱山開発の促進に貢献していく方針。

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