【アナリストの眼】ワイヤレスゲートの今期は大幅な増収増益、タブレット普及が追い風、株価下値確認

2013年4月16日 09:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  無線通信サービスを展開するワイヤレスゲート <9419> (東マ)に注目したい。株価は3月高値後の短期調整一巡感を強めおり、今期(13年12月期)好業績見通しを評価して上値を試す展開が期待されるだろう。

  複数の通信事業者などからインフラを借り受けてワイヤレス・ブロードバンド・サービス(Wi-Fi、WiMAX)事業を展開している。今期の連結業績見通しについては売上高が前期比27.6%増の70億17百万円、営業利益が同34.1%増の8億円、経常利益が同39.0%増の8億円、純利益が同9.4%増の4億63百万円としている。スマートフォンやタブレット端末の普及が追い風であり、利用エリア拡充による利便性向上やキャンペーン実施などの販促強化も寄与して、ワイヤレス・ブロードバンド・サービスの会員数が順調に増加する見込みだ。住友商事<8053>との業務提携による販売チャネル拡大効果や、12年12月に開始した次世代通信規格LTEサービスの本格寄与も期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、3月21日に年初来高値5780円まで上値を伸ばした後、一旦反落して4月2日に4060円まで調整する場面があった。しかし足元では4月15日に4900円まで戻して再動意の構えを見せている。利益確定売りが一巡して今期好業績見通しを再評価する動きだろう。4月15日の終値4900円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS189円84銭で算出)は26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間80円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS628円47銭で算出)は8倍近辺である。

  週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認した形であり、短期調整を挟みながらの上昇トレンドを継続しているようだ。今期好業績見通しを再評価して3月高値を試す展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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