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伊藤忠、英国で廃棄物処理・発電事業に参画
伊藤忠商事は12日、英コンウォール州(英国南西端、ロンドンより西南西約350kmに位置)の廃棄物処理PFI(Private Finance Initiative)事業会社であるSITA Cornwall Holdings Limitedに出資参画したと発表した。
SITA Cornwallは仏スエズ・エンバイロメント社の子会社であるSITA UK Limited社を中心として2006年に設立され、これまでは英コンウォール州から排出される廃棄物(約30万トン/年)の受け入れ、リサイクル、最終処分サービスを提供していた。
今回SITA Cornwallは既存の施設に加え、廃棄物焼却・発電施設(処理能力:24万トン/年、発電規模:21,000軒の家庭消費電力相当)を建設・運営することでコンウォール州と合意したことを機に、伊藤忠商事はSITA Cornwallに資本参画することを決定した。共同出資者である英Lloyds Banking Group、SITA UKと共に事業運営に携わり、廃棄物一貫処理サービスを今後26年間にわたって提供していく。
この廃棄物一貫処理サービス事業は2016年に開始される予定であり、コンウォール州の廃棄物の焼却処理・熱回収(発電)及びリサイクルを通じ、最終処分量の削減に貢献する。なお、契約金額(26年間)は4億3,300万ポンド(約660億円)相当となる。
伊藤忠商事にとって同事業は、2011年4月に参画した英South Tyne and Wear Waste Management Partnershipに次ぐ2件目の廃棄物焼却・発電PFI事業となる。これらの事業で培った経験を活かし、今後も廃棄物焼却・発電事業への参画を通じて環境負荷軽減に貢献していく。
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