「イオンタウン新船橋」が4月12日にオープン、次世代型エコストア第2号店

2013年4月5日 12:21

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「イオンタウン新船橋」イメージ(画像:イオン)

「イオンタウン新船橋」イメージ(画像:イオン)[写真拡大]

 イオンは4月12日、千葉県船橋市にショッピングセンター「イオンタウン新船橋」をグランドオープンする。

 同ショッピングセンターは、節電や省エネに対する社会的ニーズの高まりや今後予想される電力供給不足、また、東日本大震災の経験を踏まえ、地域と協働してエネルギーの効率化や防災などに対応する機能を備えた次世代エコストア「スマートイオン」の第2号店として誕生する。

 同ショッピングセンターは、「国土交通省 平成24年度第1回住宅・建築物省CO2先導事業 建築物(非住宅)中小規模建築部門」に採択された先導的役割を担うプロジェクトの対象施設。高効率空調システム等の導入や、全体の照明を100%LED化するなどの取り組みにより、従来の機器に比べ空調、換気、照明のエネルギー使用量を大幅に抑制し、省エネ法規準値の約50%削減をめざすイオン最高水準の省エネ商業施設となっている。

 核店舗の食品スーパー「マックスバリュ」内の冷凍・冷蔵ショーケースの70%に、千葉県内のスーパーでは初めて、オゾン破壊がなくかつ温暖化影響の少ない高効率のCO2冷媒冷凍機を採用する。これらの機器の導入や冷凍・冷蔵ショーケースのLED照明や扉の設置などにより、合計約50%の省エネ効果を見込んでいる。

 屋上にはレンタル菜園「GARDEN FARM」、2階屋外には様々なイベントを開催できる「コミュニティ・ガーデン」を備えている。これにより、地域コミュニティの活性化や屋上緑化による熱負荷低減効果を目指す。

 なお、同ショッピングセンターは、千葉県船橋市東武野田線「新船橋駅」東側に位置し、三菱商事と野村不動産による船橋駅前東地区開発事業の環境配慮型街づくり、みらSATOプロジェクト「スマートシェア・タウン構想」として誕生した新しい街の中に位置している。

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