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川崎重工、韓国向け蒸気タービン発電設備を現代重工業から受注
川崎重工業は2日、韓国の現代重工業から、韓国の熱・電力販売供給事業者であるハンジュ・コーポレーション向けに発電容量25.2MWの蒸気タービン発電設備1基を受注したと発表した。
ハンジュ・コーポレーションは、韓国蔚山(ウルサン)市の石油化学産業団地内に石炭焚きボイラーと蒸気タービン発電設備で構成されたコージェネレーションプラントを有し、産業団地へ熱(蒸気)と電力を販売供給しているが、プラントのエネルギー効率改善を目的として主要設備の更新プロジェクトを進めている。
川崎重工は同プロジェクトにおいて、新しく設置するボイラー・蒸気タービン発電設備の建設工事を請け負う現代重工業に蒸気タービン発電設備を供給する。蒸気タービン発電設備の現代重工業への納入予定は2013年12月で、同プロジェクトの完了時期は2015年3月の予定。
今回受注した蒸気タービン発電設備は、タービン排気を蒸気として利用する背圧式と、タービンの中間段落から蒸気を取り出す抽気システムを組み合わせた仕様となっており、25.2MWの電力と共に多様な条件の蒸気を石油化学産業団地に供給することが可能。
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