豊田通商の植物由来プラスチック、新「サントリー天然水」のPETボトルに採用

2013年3月27日 14:10

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「サントリー天然水」に採用されることになった「GLOBIO」ブランドのPETボトル(画像:サントリー食品インターナショナル)

「サントリー天然水」に採用されることになった「GLOBIO」ブランドのPETボトル(画像:サントリー食品インターナショナル)[写真拡大]

 豊田通商は、植物由来プラスチックの新ブランド「GLOBIO(グロービオ)」を立ち上げ、環境に優しい商品の開発を提案しているが、今回2013年5月からサントリー食品インターナショナルがリニューアル発売する「サントリー 南アルプスの天然水/阿蘇の天然水/奥大山の天然水」のPETボトルへの採用が決定したと、26日発表した。

 「GLOBIO」は、植物由来のバイオエタノールを主原料として豊田通商が一貫生産・販売するバイオPET(ポリエチレンテレフタート)樹脂の総称。バイオPETは、植物由来原料を使用することにより燃焼しても大気中の二酸化炭素(CO2)を増やさないとされており、環境に優しい石油代替資源として注目を集めている。

 なお、今回「サントリー天然水」に採用されることになったPETボトル(550ml)は国産最軽量(11.3g)となる。

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