関連記事
【注目銘柄】ヨコレイは今9月期営業利益2.8倍、06年以来の4ケタも
冷蔵倉庫大手のヨコレイ <2874> に注目したい。収益改善見通しを評価して株価は大幅に水準を切り上げた。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。
今期(13年9月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比0.1%増の1112億円、営業利益が同2.8倍の30億円、経常利益が同2.4倍の30億円、純利益が同8.5倍の17億円としている。売上高は横ばいだが営業損益が大幅に改善する見込みだ。主力の冷蔵倉庫事業では北海道・喜茂別物流センターの本格稼働も寄与して、貨物取扱量が堅調に推移する見込みだ。また食品販売事業では、水産品や畜産品の市況低迷が続いているが、相場下落商材の在庫処分を前期中に完了していることに加えて、適正な在庫水準や回転率の向上に対する管理徹底で収益が大幅に改善する見込みとしている。通期予想に対する第1四半期(10~12月期)の進捗率は売上高が27.1%、営業利益が40.4%、経常利益が43.2%、純利益が46.8%と高水準であり、早くも増額の可能性が高まっている。
なお3月21日には、北海道・小樽市に「石狩第二物流センター(仮称)」を新設すると発表した。既設の石狩物流センターの隣接地に建設し、13年4月着工、14年4月竣工予定である。
株価の動きを見ると、650円近辺のフシを突破して2月下旬以降は上げ足を加速した。3月12日には902円まで上昇して07年9月以来の900円台を回復した。2月12日発表の第1四半期業績が高進捗率だったことを評価する動きだろう。3月25日の終値871円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS32円85銭で算出)は26~27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1068円19銭で算出)は0.8倍近辺となる。
約1カ月で650円近辺から902円まで急騰したため目先的には過熱感を強めているが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。今期の収益改善見通しと増額の可能性が支援材料であり、指標面では依然としてPBR1倍割れ水準である。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。06年6月以来の1000円台も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・世界初!次世代のエネルギー資源メタンハイドレートからの天然ガス生産試験に成功(2013/03/12)
・【アナリストの眼】自動車関連の国際計測器、米国向け期待で14年3月期は急向上も(2013/03/22)
・【編集長の視点】地盤ネットは反落も株式分割権利取りと業績上ぶれ観測が支援し下げ過ぎ訂正余地(2013/03/22)
・【アナリストの眼】今期大幅増益のエスプール、派遣やコールセンター需要拡大で中期的な収益拡大(2013/03/22)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
