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【注目銘柄】日本アジアグループに増額修正の可能性、防災・減災、老朽化インフラ関連のテーマ性
日本アジアグループ<3751>(東マ)に注目したい。今期(13年3月期、決算期変更で11カ月決算)連結業績に増額修正の可能性があり、株価は強基調に転換して底練り展開から脱出の動きを鮮明にしている。
空間情報コンサルティング事業(国際航業ホールディングス)を主力に、グリーンプロパティ事業(土壌汚染関連、戸建住宅関連)、グリーンエネルギー事業(太陽光発電所関連)、ファイナンシャルサービス事業(証券業など)を展開している。防災・減災関連、老朽化インフラ関連、メガソーラー関連のテーマ性が注目される。
今期連結業績見通しは売上高が643億69百万円、営業利益が19億78百万円、経常利益が5億96百万円、純利益が1億19百万円としている。空間情報コンサルティング事業とグリーンプロパティ事業が第4四半期(2~3月)偏重の収益構造のため、3月14日に発表した第3四半期累計(12年5月~13年1月期)は、営業利益が17億64百万円の赤字、経常利益が24億66百万円の赤字、純利益が24億30百万円の赤字だったが、売上高が前年同期比9.9%増収となった効果で赤字幅が前年同期に比べて縮小した。
なお3月14日に、投資有価証券売却益6億70百万円の発生を発表している。特別利益計上で通期純利益は計画を上回る見通しだが、グリーンエネルギー事業で開発投資を拡大させているため、売電収入に対して経費が先行する可能性があるとして通期見通しを据え置いている。国内外でメガソーラー発電所の開発・運営事業の拡大に注力しており、来期(14年3月期)の収益寄与本格化が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、やや乱高下する場面もあるが、3月以降は着実に水準を切り上げている。3月13日には3190円まで上値を伸ばして12年7月の3045円を突破した。3月21日の終値2900円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円63銭で算出)は61倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS7045円08銭で算出)は0.4倍近辺である。
日足チャートで見ると足元は上げ一服の形だが、戻り高値圏を維持して上値を窺っている。また週足チャートで見ると、12年7月の3045円を突破して底練り展開から脱出の動きを鮮明にしている。強基調に転換して13週移動平均線がサポートラインの形だろう。今期業績増額の可能性に加えて、防災関連、老朽化インフラ関連、メガソーラー関連などテーマ性は豊富であり、水準を切り上げる展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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