【銘柄診断】アールシーコアは「下ヒゲ」で底入れ、感性重視の戦略で好成長

2013年2月21日 11:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アールシーコア <7837> (JQS)は2月8日の高値889円から調整入りのニュアンスを強めていたが、2月15日の755円で瞬間的に大きく下げ、「下ヒゲ」となって底入れしたといえる。

  同業とは一味違う戦略を進める同社への認知度が高まりつつあることが押し目買いの途切れない要因だろう。同社はログハウスの企画、製造、販売を手掛けている。全国展示場新規来場者数が第3四半期末で16,832件(前年同期比14.7%増)と好調に推移している。既存の住宅メーカーとは違い、感性マーケティングを核とした事業展開が浸透しているほか、住宅情報誌ではなくライフスタイル誌中心の広告展開を行う、新ブランド広告戦略などが消費者に受け入れられている。

  今2013年3月期は営業利益6億7000万円と前期比1.1%の増益に止まるが、これは社内基幹システムの更新による減価償却費増、人件費を中心とした事業拡大のための先行費用など一時的な要因によるもの。販売拠点拡大などもあり、来期は増益幅が広がる方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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