【アナリストの眼】星光PMCは来期業績好転、新技術にも注目、出直る株価

2013年1月31日 09:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  星光PMC <4963> は製紙用薬品や印刷インキ用樹脂などを展開している。株価は来期(14年3月期)業績に対する期待感などで強基調に転換し、出直り感を強めている。セルロースナノファイバーなど新技術・新分野に対する期待感も支援材料だろう。

  今期(13年3月期)連結業績見通しは、11月2日に減額修正して売上高が前期比4.3%減の217.4億円、営業利益が同18.9%増の12.6億円、経常利益が同19.3%増の13.2億円、そして純利益が同2.4倍の8.4億円としている。景気低迷の影響を受けて製紙用薬品、印刷インキ用樹脂、記録材料用(トナー用)樹脂の需要が低調な模様である。通期予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率も、売上高が49.4%、営業利益が39.7%、経常利益が39.8%、純利益が39.8%とやや低水準だった。このため通期見通しに下振れの可能性を残している。ただし、プロダクトミックス改善やコスト低減などで製紙用薬品の営業損益改善を見込んでいる模様であり、来期業績にもプラス要因となるだろう。

  株価の動きを見ると、280円近辺から反発して徐々に水準を切り上げている。強基調に転換して出直り歩調の展開だろう。1月21日と22日には戻り高値となる327円まで上昇する場面があり、昨年2月3日の高値350円が視野に入ってきた。通期下振れ懸念を織り込んで来期業績に対する期待感のようだ。30日の終値320円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS27円70銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS636円73銭で算出)は0.5倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形で強基調に転換している。また280円~320円近辺のボックスレンジから上放れる動きであり、来期業績に対する期待感で一段高の可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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