【アナリストの眼】陽光都市開発は不動産管理等に経営資源集中、業績改善顕著

2013年1月31日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  陽光都市開発 <8946> (JQS)は、投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業に経営資源を集中して収益安定化を進めている。2月15日に前期(12年12月期)業績発表を予定している。

  前期連結業績見通しは売上高が前々期比62.8%減の15億86百万円、営業利益が1億17百万円(前期は2億94百万円の赤字)、経常利益が57百万円(同4億44百万円の赤字)、純利益が51百万円(同4億86百万円の赤字)としている。投資用マンション事業の縮小で大幅減収となるが、不動産賃貸・仲介事業が順調であり、コスト管理徹底などが寄与して営業損益が大幅に改善する見込みだ。収益安定化に向けての施策が奏功している模様であり、今期(13年12月期)の営業損益も一段の改善が期待されるだろう。

  なお1月28日、資本提携先のフィンテックグローバル証券(FGS)の全株式について、FGS株を所有するフィンテックグローバルがFPG <7148> に売却することを決定したため、11年12月29日に締結した資本提携契約の内容を見直すかどうかの協議を開始すると発表した。

  株価の動き(12月31日を基準日として1株を100株に株式分割のため遡及修正値)を見ると、第3四半期累計(1~9月期)の営業黒字化、継続企業の前提に関する重要事象等の記載解消、さらに株式分割発表などを好感して動意付いた。11月27日に160円、12月26日に170円まで上昇するなど乱高下する場面もあったが、足元は概ね120円~140円近辺で推移して水準を切り上げている。1月30日にも155円まで上昇する場面があり、終値は前日比8円高の138円だった。

  急騰後で足元は上げ一服の局面だが、短期的な過熱感が解消され、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だろう。今期の一段の収益改善に対する期待感で上値を試す可能性がありそうだ。また、資本提携先のFGSの親会社移動に関する反応は限定的のようだが、何らかの思惑に繋がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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