【編集長の視点】3分の1戻しアートスパーク、事業構造改革でリバウンド幅拡大へ

2013年1月30日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウォッチ>

  アートスパークホールディングス(アートSHD) <3663> (東2)は、昨年4月2日にセルシスとエイチアイが共同株式移転で持株会社として設立されて上場され、上場来高値419円から179円まで調整、電子書籍関連人気の再燃などでリバウンドしたが、さらに「選択と集中」を図る事業構造改革を実施しており、この進展に伴いPBR0.5倍は下げ過ぎとして一段の戻りを試す展開が続こう。

  事業構造改革は、アニメやマンガ制作のデジタル化をサポートするセルシスと、3D描画技術によるヒューマン・インターフェイスとソリューションを提供するエイチアイとが、「デジタル“ものづくり”」の応援に向け高度なグラフィック分野の技術を結集、「選択と集中」を図ることを目的にしている。

  具体的には、セルシスで30名の希望退職者を募集する一方、エイチアイは、車載機、デジタルカメラ、プリンターなどのデジタル家電向けのUIソリューション分野に経営資源を集中して、アプリケーション事業を縮小、組織と人員構成を見直す。

  同社の2012年12月期業績は、決算期変更の9カ月の変則決算で、純利益は、7億8000万円の赤字(前々期は4億8300万円の赤字)と見込んでいたが、この事業構造改革の効果は、今年2月上旬に予定している12月期決算発表時に開示することとなっており、次期業績のリバウンド期待も高まる。

  株価は、上場来高値からの調整幅の3分の1戻しと半値戻しの間でボックス往来、事業構造改革発表で悪材料出尽くし、下げ過ぎとの市場コンセンサスが強まっている。半値戻しの299円抜けに動こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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