ストリートスナップの元祖!NYタイムズ名物写真家を追った映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」公開

2013年1月28日 17:30

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記事提供元:ファッションプレス


NYタイムズ紙の人気ファッション・コラムを長年担当するニューヨークの名物フォトグラファー、ビル・カニンガムを追ったドキュメンタリー映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」が2013年5月18日(土)に公開される。新宿バルト9ほか全国順次ロードショー。


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作中には米版ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターやNYを代表するファッショニスタであるアイリス・アプフェル、カニンガムと同年代のモデル、カルメン・デロリフィチェらが登場。彼の人物像について語るシーンも見どころだ。



当初ニューヨークのたった1館の映画館で公開されたものの、またたく間に噂となり映画レビューサイトでは脅威の満足度99%を記録。全米で異例の大ヒットとなった。人々を魅了してやまないニューヨークという街で生きるカニンガムと、彼の周囲の愛すべき人物たちをユーモアを交えた温かい目線で映し出したこの映画。ぜひお見逃しなく。



【BILL'S WORDS/ビル語録】

■最高のファッション・ショーは常にストリートにある。じっと待ってなどいられない。探し出すんだ“見たこともない楽園の鳥"を、とびきりエレガントな女性や抜群のファッションを

■ストリートが語りかけてくるのを待つんだ。語りかけてくるまで、街へ出て 自分の目で見る。街に身を置き語りかけてくるのを待つ。近道などあるもんか

■どうせ(雨ガッパは)破れるから新調しない。破れたのを修繕して着る。ニューヨーカーは物を粗末にしすぎだ

■すべきことは3つ。1つに偏ってはダメだ。まず第一にコレクションを撮る、次に街の女性の自腹ファッションを撮る、最後に パーティーに出席する。すべて見なければレポート出来ない。重要なのは感想じゃない、見たものを伝えることだ。

■コーヒーは3ドル、安いほどいい

■金をもらわなければ口出しされない。すべてに通ずる鍵だ。金に触れるな、触れたら最後だ

■ファッションに否定的な声もある。「混乱を極め問題を抱えた社会で、ファッションが何の役に立つ? 事態は深刻だ」と。だが要するにファッションは鎧なんだ、日々を生き抜くための。手放せば文明を捨てたも同然だ、僕はそう思う。頭がおかしいと思われるけどこれが僕の考えだ

■写真家じゃない。名乗ったら詐欺と言われるよ。ただ見たものを撮り記録しているだけだ

■ジンジャー・ロジャースやマリリン・モンローも来たが、スタイリッシュじゃなかった

■パーティー取材での目的はニューヨーク・タイムズ紙の取材であり、飲み食いじゃない。ニューヨーク・タイムズ紙の看板も汚せない。だから決めた、水一杯も口にしないとね。食べてから(取材に)行く、それだけのことだ。置かれた状況と距離を置くとより客観視できる

■服を見るときのポイントは、実際に着られそうかどうか、モデル以外の身体に合うかどうか。着る女性がいない服には興味がない

■(パリのファッション・ウィークで)ファッションを撮りに来て実は多くを学んでる。半年おきに学校に来るみたいだ。目には何度でも学ばせないと

■大女優を撮らない大バカと言われようが、撮るかどうかはファッション次第だ

■ファッションとは、身体に装いを凝らす芸術だ

■(自身の受勲のスピーチで)仕事じゃなく喜びだ。私は働いていません、好きなことをするだけです。仕事ではないのです

■無料で着飾った有名人に興味はありません、どうでもいい。それより服を見て下さい、新しいスタイル、シルエット、色づかいそれがすべてです。主役は洋服です 有名人でも派手なショーでもないのです。

■昔から変わらない1つの真実があります。“美を追い求める者は、必ずや美を見出す"

■仕事とは恋愛できないが、心から仕事が楽しかった



【映画情報】

「ビル・カニンガム&ニューヨーク」

公開:2013年5月18日(土)に公開される。新宿バルト9ほか全国順次ロードショー。

監督:リチャード・プレス

プロデューサー:フィリップ・ゲフター

出演:ビル・カニンガム、アナ・ウィンター、トム・ウルフほか

配給:スターサンズ、ドマ

URL:www.BCNY.jp

© The New York Times and First Thought Films.


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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