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【編集長の視点】急落の象印、純利益の大幅減益転換予想で市場コンセンサス下回る
<銘柄ウオッチ>
象印マホービン <7965> (大2)は、11円安の274円と4営業日ぶりに急反落している。前日26日大引け後に11月期決算を発表、前期に7月の上方修正通りに連続して過去最高を大幅更新した純利益が、今期は大幅に減益転換すると予想、市場コンセンサスを下回ることを嫌い、2月10日につけた年初来高値297円を前に利益確定売りが先行している。
前期決算は、今年7月の上方修正通りに前々期比3%増収、8%経常増益と続伸し、純利益は、40億7900万円(同2.1倍)と高変化、前期の過去最高を大幅更新した。調理家電製品で、国内で圧力IH炊飯ジャーが好調に推移し、海外の中国、米国でも続伸、リビング製品でもステンレスマグやステンレスクールボトルをモデルチェンジし売り上げを伸ばしたことなどが、競争激化に伴う販売価格下落などをカバーして業績を押し上げ、純利益は、厚生年金基金代行返上益を計上し高変化した。
今期業績は、引き続き積極的に炊飯ジャーなどの新製品を投入することから、前期比2%増収と続伸するが、純利益は、代行返上益の一巡で15億円(前期比63%減)と減益転換を見込んでいる。市場コンセンサスを約7億円下回る。配当は、前期期末配当を1円増配し、年間配当を8円(前々期実績7円)に引き上げ、今期も8円配当を継続する。
株価は、前期業績の上方修正で年初来高値にあと3円と迫る294円をつけたが、その後は200円台央での中段もみ合いに終始した。ただ、東証証券取引所と大阪証券取引所 <8697> (JQS)が経営統合して来年1月4日に東証1部に上場され、つれて現物株市場も来年3月に東証第2部と大証第2部も市場統合、大証2部株の同社株に知名度と流動性が向上するとの期待感も強め再度、高値を窺った。PERは12倍台、PBRは0.4倍と下げ過ぎを示唆しており、目先売り一巡後の再騰展開も見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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