【アナリストの眼】東京個別指導学院株価がジリ高、今期81%増益に注目

2012年12月26日 12:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  東京個別指導学院 <4745> に注目したい。首都圏を中心に小中高校生向け個別指導学習塾を展開している。株価は強基調へ転換してボックスレンジから上放れの構えを見せている。第3四半期累計(3~11月期)業績の発表が接近して思惑が広がる可能性もあるだろう。

  今期(13年2月期)の業績(非連結)見通しについては9月26日に上方修正し、売上高が前期比4.3%増、営業利益が同81.3%増、経常利益が同78.5%増、純利益が同2.8倍の増収増益見込みとしている。講師費用や新商品・サービス開発費用の増加などがコストアップ要因だが、新規教室開校などの効果で在籍生徒数が順調に増加している模様だ。

  10月5日には中期5カ年経営計画を発表し、目標数値として17年2月期売上高163億円以上(12年2月期比30%増)、営業利益23億円以上(同6.8倍)などを掲げている。演習型学習方法導入などによる個別指導強化、現教室の近郊エリアでの新規開校、新商品・サービスの開発強化、ベネッセホールディングス <9783> との連携強化などを重点戦略とし、12月13日には同じグループ会社で語学事業を展開するベルリッツ・ジャパンとの連携によるサービス開始を発表している。収益改善に向けた施策は着実に進んでいる模様だ。

  株価の動きを見ると、140円近辺の安値圏から脱して水準を切り上げる展開となった。12月11日には162円まで上昇する場面があり、足元も戻り高値圏で推移している。調整が一巡して強基調へ転換したようだ。12月25日の終値156円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS6円84銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS120円01銭で算出)は1.3倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調への転換を鮮明にしている。また週足チャートで見ると、抵抗線だった26週移動平均線を突破してトレンド好転の動きとなり、概ね130円~160円近辺のボックスレンジから上放れる構えも見せている。第3四半期累計業績の発表が接近して思惑が広がり、上放れを鮮明にする可能性もあるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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